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2008年8月15日 (金)

戸籍の歴史

日本で最初の全国統一様式の戸籍は、明治5年式戸籍です。
干支にちなんで、壬申(じんしん)戸籍とも呼ばれています。

戸籍編製の基本は、人民を把握し行政目的の重要な資料にすること、また政府の人民保護を主たる目的としていました。

当時の戸籍編製の単位は、住所地において現実の生活をともにする戸主とその家族を構成員としました。が、親族関係のない者でも、「附籍者」として、同居先の世帯の一員として、戸籍の末尾に記載されていました。

記載の順番は、戸主→直系尊属→戸主配偶者→直系卑属→直系姻族→兄弟姉妹→傍系親族→附籍者

壬申戸籍には旧身分や病歴、犯罪歴などの記載もあったらしく、幕末などの歴史研究家などから幾度となく開示請求されているようですが、壬申戸籍は現在では残されていないというのが法務省の発表です。

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コメント

被差別部落民調査に使われるという事件が発覚してから、開示申請には応じなくなったようですね。
廃棄されても不思議はない古さですが、、、

投稿: クレヨン | 2008年8月16日 (土) 09時59分

クレヨンさん
実際には廃棄されていないというのが定説のようですが…どうなんでしょうね。
歴史的価値は非常に高いと思いますので、差別の助長に繋がらなければ、歴史研究家などに限定して公表してもいいのではと思います。

投稿: おさる | 2008年8月16日 (土) 16時06分

現在の公式発表では、法務局に保管されているという事になっています。明治19年式と同じく塗抹すれば公開できたはずなのに、未公開としたために以後は行政文書の扱いを受けることが出来ず、現在請求しても行政文書ではないということで公開請求は却下されているのが現状です。

投稿: マニア | 2008年8月17日 (日) 13時38分

マニアさん
ご教授いただきありがとうございます。
非開示決定に関する法務大臣の答申書を読みました。
昭和43年3月29日付け民事甲第777号通達以降は、廃棄処分はされていないのですね。
“行政文書”に該当しないという理由がイマイチ苦しい答弁ですが、なるほどよく解りました。
ありがとうございます(^^)

投稿: おさる | 2008年8月17日 (日) 19時59分

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