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2008年7月27日 (日)

死因贈与の撤回

日曜日恒例の、サムライ塾早朝民法ゼミです。

先週に引き続き「死因贈与」です。

一般的な贈与契約は、書面で取り交わすと撤回することが出来ません(民法550条)。

が、なぜか、「死因贈与」は書面による契約でも、取り消すことができます。

正直、契約なのに「なんで~?」という感じがないでもないですが、資料本によると「遺贈と同様に贈与者の最終意思を尊重する」との趣旨から、書面による死因贈与の撤回が一般的に認められるようです。

負担付死因贈与については、契約を撤回することがやむをえないと認められる特段の事情がない限り民法1022条1023条の規定は準用されない、との判例があります。
(1022条は遺言者はいつでも遺言を撤回出来るという規定。1023条は前の遺言と後の遺言が抵触する場合、後の遺言で前の遺言を撤回したものとみなし、遺言後の生前処分があった時も遺言を撤回したものとみなすという規定)

ということは、特段の事情があれば撤回できるという事を意味します。
なので、判例でも撤回が認められたケースと、認められなかったケースがあります。

個々に事情が違いますから、一律に判断しないのはいいことなのかもしれませんが、解りずらいと言うか・・・解りずらいです^^;

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法律」カテゴリの記事

コメント

なぜ負担付贈与だと駄目なのかという原則がピンとこないですね。
しかも条件と負担の違いもややっこしい。

投稿: クレヨン | 2008年7月27日 (日) 23時48分

クレヨンさん
「負担」の履行状況にもよるからではないでしょうか。
条件と負担は微妙…。
ただ、拘束力(義務)があるのが負担かなと…catface

投稿: おさる | 2008年7月28日 (月) 10時15分

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