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2008年7月21日 (月)

家畜の5つの自由

昨日の愛玩動物飼養管理士の講習会で聞いたお話し。

ほんの一昔前の家畜には、人間で言うところの“人権”がまったくなかったそうです。

1964年イギリスのルース・ハリソンが書いた「アニマル・マシーン」という本の中に、不衛生な場所にずっと閉じ込められた状態で飼育され、満足な餌を与えられることもなく屠殺される、家畜たちの悲惨な状態がつづられているそうです。

彼女はこの本で、人間が食べるものは健全なものでなければならなず、また正しく動物を取り扱うこと、動物の習性・生活様式を尊重することは最低限必要だ、と述べています。

この「アニマル・マシーン」の出版からほんの6週間後には、家畜の福祉増進を目的とする実態調査を行う委員会が、イギリス政府の委嘱により設置されたそうです。

翌年この委員会から、家畜飼育の基本となる理念が勧告されました。
「どんな条件の下であろうと、家畜には少なくとも動作における5つの自由が保障されるべきである。その自由とは、“楽に向きをかえること”ができ、“自分で毛並みをそろえる”ことができ、“起き上がり”“横たわり”“四肢を伸ばす”ことができる自由である」

当時の家畜には、起き上がったり横になったりする自由もなかったというのに、驚きを感じます。それがほんの44年前だと言うのがもっと驚きですが。
44年前といと東京オリンピックの年ですよね。結構最近・・・。

守るべき「家畜の自由」は現在では以下のように唱えられています。
1、飢えと渇きからの自由
2、肉体的苦痛と不快感からの自由
3、傷害や疾病からの自由
4、おそれと不安からの自由
5、基本的な行動様式に従う自由

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コメント

そりゃ、ほとんど虐待状態ですね。
でも、ブロイラー工場などどこまでできているのか疑問になります。

投稿: クレヨン | 2008年7月22日 (火) 10時36分

クレヨンさん
「モノ」として扱っていたのでしょうから、虐待という認識はなかったのだと思います。
ブロイラー…どう扱っているんでしょうかね。
少なくとも4番は実現しているといいな…chick

投稿: おさる | 2008年7月22日 (火) 12時05分

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