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2008年6月24日 (火)

一昔前の離婚原因

昭和57年に書かれた離婚関係の解説書(?)を読んでいます。

平成10年に改訂されているようなのですが、訂正されたのはデータだけらしく、その他の文章は昭和57年当時のままのようです。

これがなかなか面白いんですよ。
著者は弁護士の方なんですが、使う言葉がいちいち古めかしくて、でも解り易い言葉遣いで、昔読んだ小学校の国語の教科書のような懐かしさを感じる解説書です。

この解説書に、離婚原因について、「離婚理由は制度的なものから情緒的・心理的なものへ変わってきている」という記述があります。
当時として、減ってきている離婚原因として「家風に合わない」「子無きは去れ」「家業の役に立たない」を上げています。

当事者の気持ちとは関係なく当時は離婚を迫られていた実態が、他の言葉を用いるよりも、切実に伝わってきます。

離婚原因は家族全体に関するものから、夫婦個人的なものへと変わってきていると、この著者は言っています。

現代では、離婚の前段階である結婚自体が家同士のつながりよりも、お互いの気持ちが尊重される時代になりました。
理不尽な理由で自分の意思によらずに、離婚させられることを考えると、今は意外といい時代なのかもしれないな、とつくづく思いました。

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離婚」カテゴリの記事

コメント

家督制度の崩壊、大家族主義から核家族、高齢社会と少子化社会と背景の変遷にも影響を受けていますね。
お互いの気持ちが尊重されるというのは大前提でしょう。

投稿: クレヨン | 2008年6月25日 (水) 09時57分

クレヨンさん
当たり前と言えば当たり前ですが、離婚理由も時代とともに変わるんですね。
一昔前の書籍もたまにはいいですよ(^^)

投稿: おさる | 2008年6月25日 (水) 12時00分

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