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2008年6月 1日 (日)

相続財産の共同所有

日曜日です。毎度お馴染みのサムライ塾早朝民法講座です。

今日は、相続人が複数いた場合の、分割協議前の相続財産についてのお話しでした。
この辺は、行政書士試験でも問われるところですね。

民法898条に「相続人が数人あるときは、相続財産は、その共有に属する」とあります。

相続開始の時から、遺産分割の協議が完了するまでの間、原則、遺産は共同相続人の共同の管理下に置かれます。

分割協議前には、各共同相続人は単独で“相続分”の譲渡はできますが、具体的な相続財産の処分は出来ないことになっています。

ところが、たとえば、不動産所有権が相続財産だった場合、各共同相続人は、分割前でも、単独で各共同相続人の法定相続分に応じた共有の登記をすることができるのです。

登記が可能と言う事は、事実上、その不動産の自分の持ち分については第三者などに譲渡することが出来てしまうと言う事になります。

民法909条に「遺産の分割は、相続開始の時にさかのぼってその効力を生ずる。ただし、第三者の権利を害することはできない」とあります。

この規定で、持分権を譲り受けた第三者は保護されるかと思いきや、結局登記がなければ、後に分割協議の上その持ち分を取得した相続人には対抗できないようです。

この辺りは、勉強すればするほど、いろんな意味でハマります。

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コメント

悪質なやつににらまれたら、一般ピープルはお手上げでしょう。
きっちり押さえておかないといけないところでしょうね。

投稿: クレヨン | 2008年6月 1日 (日) 23時29分

クレヨンさん
なかなか、一筋縄ではいかないところですね。
民法ってホントに奥が深い・・・catface

投稿: おさる | 2008年6月 2日 (月) 02時03分

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