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2008年4月20日 (日)

特別受益者の相続分の算定

毎度おなじみのサムライ塾早朝民法講座です。

特別受益者がいる場合の具体的相続分は、特別受益を持ち戻して算定します。

たとえば、相続人が兄弟(ABC)3人で、相続開始時の財産価額が8000万円あったとして計算してみましょう。
それぞれ、生前贈与をAは2000万、Bは1000万、Cは1000万受けていたました。
特別受益者の具体的相続分は(相続開始時の財産価額+生前贈与の価額)×法定相続分の割合(または指定相続分の割合)-各相続人が生前贈与を受けた価額=具体的相続分です。

兄弟のそれぞれの具体的な相続分は
Aの場合(8000万+4000万)×3分の1-2000万=2000万
Bの場合(8000万+4000万)×3分の1-1000万=3000万
Cの場合(8000万+4000万)×3分の1-1000万=3000万となります。

ただし、上記の計算では生前贈与の価額の貨幣価値を考慮していません。Aが2000万を贈与されたのが昭和40年で、Cが1000万を贈与されたのが平成20年なら、貨幣価値が随分と違います。
贈与されたのが金銭の場合、物価指数にしたがって相続開始時の貨幣価値に換算して評価することが必要です。
また、持ち戻すべき財産の換算は、貨幣に限らず持ち戻すべき全ての贈与にあてはまります。

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コメント

903条Ⅰと1030条の贈与財産の違いがはっきりしましたよ。

投稿: クレヨン | 2008年4月21日 (月) 08時55分

クレヨンさん
微妙に違いますよね。

話しは変りますが、パソコンがイカレて大ピンチです(T_T)
ブログの更新もピンチ・・・^^;

投稿: おさる | 2008年4月21日 (月) 11時16分

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