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2008年4月27日 (日)

寄与分

毎度お馴染みの、サムライ塾早朝民法講座です。

「寄与分」とは、「共同相続人中に、被相続人の事業に関する労務の提供または財産上の給付、被相続人の療養看護その他の方法により被相続人の財産の維持または増加について特別の寄与をした者があるときは、被相続人が相続開始の時において有した財産の価額から共同相続人の協議で定めたその者の寄与分を控除したものを相続財産とみなし、900条から902条までの規定により算定した相続分に寄与分を加えた額をもってその者の相続分とする。」と、民法904条の2第1項にあります。

以前は、共同相続人の中に、家業に従事するなどして、亡くなった方の財産の維持や増加に貢献した者がいても、その者に対してその貢献に応じて相続財産から相続取得分を調整できる法律上の手当てがありませんでした。
そこで、昭和55年に寄与分制度が民法改正により制定されました。

これにより、実質的均衡を図る見地から、共同相続人の中に亡くなった方の財産の維持・増加に特別の寄与をした相続人がいる場合には、寄与した分を金銭評価し、各相続人の相続分を算定することが明文上出来るようになりました。

寄与分は、共同相続人間の協議が調わないか、協議ができないときは、家庭裁判所に遺産分割の請求をすることになります。

「寄与分制度」は諸刃の剣です。使い方を間違えると、その後の親族関係に重大な影響を及ぼすこともありえます。よくよく熟慮の上、ご使用くださるようお願い致します。

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コメント

無欲の勝利なんて場合もありますが、主張すべきはするべきかなと思います。
しかし、言い方が大事でしょうね、当然なんて態度では反感食らうだけです。
ものには、限度がありますから。

投稿: クレヨン | 2008年4月28日 (月) 16時35分

クレヨンさん
そうなんですよね。
寄与分って、言い方一つで、良い方にも悪い方にも行きそうな感じですよね。
要注意です。

投稿: おさる | 2008年4月28日 (月) 16時42分

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