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2008年3月 8日 (土)

iPS細胞・・・

3か月前に、山中伸弥教授(物質ー細胞統合システム拠点教授、再生医科学研究所教授) が、「成人皮膚線維芽細胞に少数の遺伝子を導入することにより、ES細胞に類似した人工多能性幹(iPS)細胞を樹立した」と発表したのは記憶に新しいところです。

このiPS細胞は患者自身の皮膚組織から作り出すことができるので、ES細胞のように拒絶反応による免疫抑制の必要がないうえ、ES細胞と類似した効果が期待できるため脊椎損傷や細胞移植療法の分野での実用化が期待されています。

ヒトの受精卵に由来する胚性幹(ES)細胞は様々な細胞へ分化できる多能性を維持したまま、大量培養することができます。しかし受精卵に由来するため倫理的・宗教的な見地から本格的な実用化には高いハードルが待ち構えています。iPS細胞についてはまずはそのハードルは越える事が出来るため、世界各国の研究機関が様々な研究をすでに実施しているようです。

昨日の読売新聞によると、文部科学省はiPS細胞研究の拠点作り(iPS細胞研究センター:山中伸弥センター長)を1年前倒しして2009年の完成を目指すとありました。iPS細胞を使った再生医療を世界に先駆けて実現させるのが狙いとのこと。

山中教授は臨床医を経験した後に研究者へと転身した方です。治せない病気の患者を目の前にした時の医者の無力感は、想像するに余りあるものがあります。
実用化を心待ちにしている患者さんのためにも、安全性に万全の配慮をしながらの早期実用化が待たれます。

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コメント

何いきなり今日の話題は、ついていけね。
風邪でボケてるせい?もあるけど・・・言い訳です。
要するに再生可能な細胞研究ってことかな?
神の領域に近づくとハードルが高いのはしゃんめい。。。。

投稿: クレヨン | 2008年3月 8日 (土) 17時49分

クレヨンさん
たまにはね~って昨日TVで山中教授のお話しを聞いたばっかりなんです。

ES細胞の場合、受精卵が必要なんです。
命として生まれてくるはずのものを、今生きている人のために犠牲にしても許されるのかというジレンマを、乗り越えられるのか、乗り越えてしまっていいのか・・・。

iPS細胞の場合、患者自身の皮膚細胞を使いますのでそのジレンマからは解放される訳です。
そして、死んでしまった機能や器官を自力で蘇らせる能力は人間にはないのです。それを再生してくれる可能性を秘めているのがES細胞やiPS細胞なんです。

投稿: おさる | 2008年3月 8日 (土) 20時00分

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