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2008年2月20日 (水)

家族法判例百選に・・・

先週のサムライ塾で紛糾した部分についての判例を調べようと、以前購入してホコリを被っていたジュリスト別冊「家族法判例百選」を読み始めました。

第1版は1967年とあります。40年の歴史を持つ書籍ですが、現在は版を重ねて第6版。前版から比べると4割の内容を刷新したとありましたので、家族法絡みの判例は時代とともに移り変わる事が垣間見えます。

家族法絡みの判例ですから、原告・被告は親子や兄弟、元夫婦など親族間か元親族間の紛争が多いわけで、本を質せばある時期までは仲良く暮らしていた者同士が結果として裁判という決着を選ぶのは、何とも世知辛いという感慨も覚えます。

百選の中に、カーボン複写による全文・日付・氏名の自筆証書遺言の自書の要件の判例が掲載されていましたが、「カーボン紙を用いる事も自書の方法として許されないものではない」という判決が出ていてちょっと驚きました(平成5年10月19日の最高裁判例です)。

まあ、カーボン複写の直接自筆した部分である第1面を遺言書とすれば、問題ないと言えるわけですから。通常は複写した面の方が後に改ざんされる可能性は少ないですからね、遺言者もそう考えたのかもしれません。

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法律」カテゴリの記事

コメント

つられて眺めてみました。
曰く”遺言者の真意の実現を図るべく、おおむね方式の厳格性を緩和する方向で解釈してきている。””カーボン複写はその真意の確保を妨げるものではないと思われる”
なるほどですが、病気によっては筆跡が変わったり、長年字を描かない人もいるのでは?とも思います。
遺言書を活用すべき人は高齢者に多いですから、もっと簡単な方法がないものでしょうか?

投稿: クレヨン | 2008年2月20日 (水) 14時31分

クレヨンさん
後の紛争を心配され、尚且つ遺言書を残すのであれば公正証書遺言をお勧めします。公正証書遺言なら遺言書を公証人が作成しますので、筆跡は問題にならないと思います。
公正証書遺言が、ある意味1番簡単で確実な方法ではないかと。
遺言は故人の最後の意思表示ですから、厳格に取り扱われるのはやむを得ないと思います。

投稿: おさる | 2008年2月20日 (水) 15時21分

里です。
紛糾したところは解明しました?(笑)
何か発見したら教えてくださいな。

ちなみに、また新団体、作りました。
これは「行政書士とうきょう」に載せる予定です。
今日のブログに書いています。
http://blog.livedoor.jp/take11922/

投稿: サムライ塾の里 | 2008年2月20日 (水) 21時52分

里先生
解明できません~~(T_T)
それだけ相続は奥が深いと再認識中です。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致しますm(__)m

新団体立ち上げおめでとうございます。
基礎的な法令に飢えてますので、興味津津です。
今後の活動日程等に超注目しています(*^_^*)

投稿: おさる | 2008年2月21日 (木) 00時09分

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