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2007年12月17日 (月)

相続人の範囲

法律上の親族の範囲は民法725条の“6親等内の血族、配偶者、3親等内の姻族”です。
相続が開始されたとき相続人となるのはこのうち“亡くなった方の一定の親族”です。
民法887条889条890条に規定されているところによると、第1順位が亡くなった方の子(子が亡くなっている場合で孫がいる場合は孫)。亡くなった方に子(孫も曾孫も)がいないときに第2順位で亡くなった方の父母(父母が亡くなっている場合で祖父母がいたら祖父母)。子も父母等もいない場合に第3順位として亡くなった方の兄弟姉妹(兄弟姉妹が亡くなっている場合で甥姪がいたら甥姪)となります。
そして亡くなった方の配偶者は常に相続人となります。

自分、妻、長女、長男、孫(長男の子)、母という家族がいたとします。自分が死んだときの相続人を上記に当て嵌めて考えてみます。
まず妻は常に相続人となりますので、妻は自分の相続人です。子どもは第1順位の相続人ですから長女と長男は自分の相続人です。孫は場合によっては第1順位の相続人になりますが、長男が生きてますので自分の相続人にはなりません。母は場合によっては第2順位の相続人になりますが、長女・長男・孫が生きてますので自分の相続人にはなりません。
相続人の組み合わせとして考えられるのは、妻と長女と長男、妻と長女と孫、妻と長女、妻と長男、妻と孫、妻と母、ここまでが妻が自分より長生きした場合です。妻が自分よりも先に亡くなった場合の組み合わせとしては、長女と長男、長女と孫、長女のみ、長男のみ、母のみ、などが考えられます。母は子や孫と同時に相続人になる事はありません。
ちなみに長女と長男に配偶者がいた場合でもその配偶者(長女の婿や長男の嫁)は自分の相続人にはなりません。たとえば世話になった嫁に自分の財産を相続させたいと思ったら、その嫁を自分の養子にして子の身分を与えると自分の相続人になります。

とまあこんなかんじです。兄弟姉妹が出てきませんでしたが上記の場合で子・孫・母のすべてが自分より先に亡くなった後に自分が死んでかつ兄弟姉妹がいた場合にはじめて兄弟姉妹が自分の相続人になります。遥か彼方ですね。

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コメント

文章にするとわかりにくいけど、実際の自分にあてはめるとか、図で書くとわかりやすいですね。いきなり士業ランキング4位登場はすごい。

投稿: クレヨン | 2007年12月17日 (月) 18時55分

クレヨンさん
士業ランキングは27位。行政書士ランキングが3位。今時点は、ですが^^;
いつも有難うございます~(*^_^*)

投稿: おさる | 2007年12月17日 (月) 19時35分

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